古書広場 書肆風羅堂をめぐるブログ


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村井敏朗(Bin)さんと普天間かおりさんの共作の楽曲

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村井敏朗(Bin)さんと普天間かおりさんとの共作の音源を聴かせてもらった。富岡町復興応援ソング『桜舞う町で』というタイトルの曲です。普天間さんの詞と村井さんの曲。二人のデュエットは素敵です。レコーディングを無事終えて、東京、米子の帰りに書肆風羅堂に寄ってもらいました。ラジオ福島の企画のようです。富岡町の人々は原発の事故で故郷を離れ、仲間とも離れ、それでも故郷への思いを胸に大切に包み込んで、未来への希望を捨ててはいない、と思える。
村井敏朗さんとは30年以上も前からの知り合いで、古書店「書肆風羅堂」でも2度ライブをやってもらっています。

以下普天間さんのブログ引用。
『まもなく福島県は富岡町の「復興応援ソング」のレコーディング。今回ご縁あって、シンガーソングライターの村井敏郎さんと一緒に楽曲を制作することになりました。村井さんが作曲、私が作詞を担当しています。富岡町の皆さんからもメッセージを募集しながら、皆さんの想いも歌に取り入れていますよ。まずは、村井さんバージョンの録音から。明日は普天間バージョンと、二人バージョンの録音です。富岡町の皆さん、そして同じ浜通りの皆さんにも聴いていただきたいです。皆さんに気に入ってもらえるよう、心を込めて歌いますね♪♪』
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左側・普天間かおりさん 右側・村井敏朗さん 写真無断ですがよろしく。
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# by furadou | 2013-02-25 22:51 | トピックス

姫路文学館KOTOBAまつり 詩と音楽の出会い講座

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姫路文学館KOTOBAまつり
詩と音楽の出会い講座

平成25年3月16日(土) 午後1時30分~3時
姫路文学館 講堂(北館3階)

参加自由・無料

詩は、言葉は、
音楽によってどのような変化を見せるのでしょう?

たとえば北原白秋、ドナドナ、雨ニモマケズ…
もちろん今はやりのあの歌も。

ふたりの詩人が
ギター片手にトークセッションを繰り広げます。

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細見和之
詩人・大阪府立大学教授
1962年篠山市生まれ。
20世紀のユダヤ系の思想を専門とするドイツ思想研究者である一方、詩人としても活躍。昨年、詩集『家族の午後』で三好達治賞を受賞。『ポップミュージックで社会科』を著すなど音楽にも造詣が深い。

●聞き手
大西隆志
詩人
1954年加古川市生まれ。
詩集に『綽名で呼ばれた場所』『オン・ザ・ブリッジ』など。平成23年、姫路駅前の小溝筋で書肆風羅堂(古書店/出版社)を開業。舞台照明家・バンド「ひとつ山こえてみよう会」メンバー・姫路シネマクラブ代表運営委員。
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姫路文学館
姫路市山野井町84番地
TEL:079-293-8228
JR・山電姫路駅より神姫バス(7.8.9.11.12.13.41.42.43.45.51.52)番系統に乗車約7分、「市之橋文学館前」下車、徒歩3分
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# by furadou | 2013-02-22 21:22 | イベント

鍋島正一のテンペラ画

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鍋島正一 『雨後の風景』
47㎝×26㎝(変形6号) 油彩(テンペラ画)
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Masakazu   Nabeshima 






鍋島正一(ナベシマ・マサカズ) プロフィール 
1955 兵庫県生まれ
1978 武蔵野美術大学卒業 卒業制作優秀賞受賞 同大買上
1979 武蔵野美術大学パリ賞受賞 渡仏 サロンドートンヌ出品
1984 新制作協会展出品(新作家賞受賞 89,90,92)
1987 関西新制作新作家賞受賞
1988 俊洋展出品(日本橋三越本店 最終回92年まで)
1990 個展 ギャラリーソノリテ(大阪)
1991 個展 日本橋三越
1992 文化庁買上 文化庁買上披露展(芸術院会館 上野)
     前田寛治大賞展市民賞受賞買上
1933 新制作協会会員推挙
     IMA・絵画の今日展出品(三越美術館)
     東京セントラル美術館油絵大賞展招待出品 
1994 両洋の眼・現代の絵画展出品(95,96)
     「油絵技法、質感を表す」(グラフィック社、共著)
1995 文化庁在外研修員として渡伊
     個展 三越本店 土の鏡展出品(日本橋三越本店 96,97)
1997 個展 太陽画廊 三越本店
1998 木の会(鈴木美術)以後毎年個展(横浜そごう)(天満屋本店)
1999 個展 松坂屋本店
2000 個展 日本橋三越本店 大阪三越 江戸取スクールミュジアム     
2001 個展 コートギャラリー国立 東急本店
2002 『油絵の風景テクニック』(グラフィック社、共著)
     出版記念2人展(tonichi ギャラリー)個展 松坂屋高槻
2003 個展 日本橋三越 福岡三越
2004 個展 大阪三越 松山三越 仙台三越             
2005 個展 高松三越 福岡三越 千葉三越 高槻松坂屋
     せんたあ画廊(横浜)東急本店(渋谷)
2006 個展 松山三越 倉敷天満屋 光画廊       
2007 個展 日本橋三越 高松三越
2008 個展 博多三越 光画廊 6月の風(ギャラリー mu・an 長岡)
2009 NAAF2009 アートフェスティバル(ソウル)高槻松坂屋

※作品収蔵先
文化庁、東京勤労会館(中野サンプラザ)、武蔵野美術大学、
江戸取スクールミユージアム、倉吉市、但陽信用金庫本店
※現在
新制作協会会員


上記の作品の購入希望の方は、書肆風羅堂に連絡いただければ販売額等をお伝えいたします。

書肆風羅堂・営業時間 11:00~20:00(火曜日定休)
        電話079-281-6040
        E-mail furadou@extra.ocn.ne.jp
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# by furadou | 2013-01-30 23:12 | 絵画・版画

エルサレムの道について

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書影は『エルサレムへの道』。昭和22年6月25日に京都の西村書店より出版された本です。ウィリアム・ブレイクはイギリスの詩人、画家、彫版者(銅版画職人)、預言者、神秘家などで知られている。訳者は壽岳文章で、まえがきに「ブレイクを完全に理解するには、詩人、画家、彫版者、預言者、神秘家などの諸相をつらぬく根幹が特異な宗教的霊性であった以上、その霊性がひらめいている彼の詩文に親しむことが、彼を知ろうとする人の最初の自然な試みでなくてはならなく、この本はそういう意図のもとに編まれた」と書いている。巻頭に置かれた壽岳文章の「ブレイクの生涯」は簡潔にして深い記述で、ブレイク理解への手引としては素晴らしい。
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上の写真は、この本の見返しに「河邊満甕学兄」と揮毫した壽岳文章の謹呈の毛筆が記されている。
この河邊満甕は壽岳文章より3歳年上で、後に関西学院での同僚であり、文学部教授。教育者、牧師、伝道者で自由メソヂスト教会教職として牧会にも従事していた。この本が贈られた翌年(1948年)には自由メソヂスト教会を離れ、自宅を開放し開拓伝道を開始し、単立千里山基督教会を設立している。
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この本の所有者が河邊満甕だということは、裏表紙に英語でかかれたkawabeで判る。
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壽岳文書その人は和紙研究の第一人者としてだけではなく、ブレイク、ダンテ、モリスなどの翻訳・研究者として業績を積み上げている。この『エルサレムへの道』とは直接関係はないだろうが、自由メソヂスト教会を離れて、あらたに伝道師としての道を歩き出した時期の少し前だったのが、なぜか気になる。河邊満甕の単立千里山基督教会は自由闊達な信仰によるプロテスタントの単立教会で、どの教団・教派にも所属ていないユニークな在り方は、河邊満甕の立ち位置でもあるように思える。
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# by furadou | 2013-01-30 21:52 | 古書の面白さ

田邊元の『哲學通論』をめぐって

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 上の写真は哲学者・田邊元さんの岩波書店から出た「岩波全書2」の『哲學通論』を並べたものです。
 この『哲學通論』は、始めて哲学に入る人々の手引として書かれたものとあり、古今の哲学思想を叙述批判するよりも、それを媒介にして自ら思索する途を示すことに重点を置いた、とある書籍です。
 写真の右側の書籍の厚みのない方が昭和14年の4月20日に発行された8刷で、左側が厚い方が昭和16年の12月10日発行の11刷です。8刷の奥付には、「物資統制に因り従来のクロース装を紙装に改めるの余儀なきに至りました」とあります。それ以前のクロース装は見ていないのですが、本文の紙質は同じだと思います。それが、11刷になると版は同じなのですが紙質に厚みが出て再生紙だと顕著にわかります。
 昭和16年の12月8日は真珠湾攻撃の日で、この11刷の書籍は2日後に出版されました。日米間での泥沼の戦争に突入していく年月になります。奥付の発行所は岩波書店ですが、11刷では日本出版配給株式会社が配給元になっています。この年に政府は全国の取次240社余りを強制的に解散させました。そしてこれらを統合した一元的配給会社として日本出版配給株式会社が設立されました。形の上では株式会社ですが、役員も旧取次からの横すべりで一見民営のように見えますが、役員の選任や重要事項の決定には監督官庁の承認が必要とされました。実質的には政府の統制下に置かれた国策会社のようなものです。 これ以降、出版物は検閲を受け、奥付に配給元・日本出版配給株式会社の名や、出版社の住所を明記しなければ、日本出版配給株式会社は配本しないと定められました。言論統制のための機関となったわけです。
 話は少しそれましたが、紙質の変化がこんなに顕著に比較できるのは驚きでした。紙質が変わったため版は同じなのですが、印刷された本文を見比べると11刷については明瞭さに欠け、活字も少しつぶれたように感じました。同じ書籍でこんなにも違うことを発見できたことは、僕だけが知らなかったのかもしれませんが、あらためて時代の実相を垣間見れ古書の面白さを痛感しました。

 書肆風羅堂に寄ってもらって違いを実感してください。版や刷の違いも時代を映し出していることもあるのです。電子書籍にはない奥深さが古書にはありますよ。一度、田島征三の本で初版と再版の比較をしたことがありますが、著者の写真の角度が違っていたり、装幀・帯が違っていたりと、なかなかに発見がありました。
 売れてしまったらご・め・ん・な・さ・い。
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# by furadou | 2013-01-26 22:49 | 古書の面白さ

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